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*50音順
【第3弾】

足立正生

山本政志

小林薫

坂本美雨

鈴木卓爾

【第2弾】

言い訳しない映画を前にしたとき、 ぼくらは真っ直ぐなまなざしをつかみとる。 ほんとうのやさしさに出逢ったとき、しぶとく強く前進する。 『ぼっちゃん』は、まっさらな「こころ」を鍛え、よみがえらせる。

―――― 相田冬二(ノベライザー)

エネルギーをもてあましているなら そうやって大きな声で叫べばいいんだよ、若者なんだから。 そして大人はそれを聞き逃しちゃいけないんだね。 私、この映画大好きだ!

―――― 小泉今日子(俳優)「風花」「トウキョウソナタ」

「さよなら渓谷」で被害者を演じた私は、 どうしたら"被害者"が誕生せずに済むか。 そればかり考えていました。 そんな思いの中で拝見した『ぼっちゃん』は、 もしこうであったなら、 加害者も被害者も誕生せずに済んだのではないか。 大森監督なりの、"その答え"をきかせて頂いた気持ちです。

―――― 真木よう子(俳優)「さよなら渓谷」

カントクは悩む。 下北沢の『餃子の王将』で天津飯? 中華丼? 悩んだあげくスキップで秋葉原。 JRのトイレ? ヤマギワ電気のトイレ? 悩んだあげくスキップでお茶の水。 カントクを救うのはもはやニコライ堂……

―――― 浦沢義雄(脚本家) 「ゲルマニウムの夜」

スゴいところを突いてくる映画。笑えるのに苦しい…怖いのにやさしい… 残虐性と崇高性…パンクなラブソング…。つまり最高!

―――― 斉藤和義(シンガーソングライター)「やさしくなりたい」「歌うたいのバラッド」

究極のダメ男はどこへ向かうのか―映画『ぼっちゃん』の恐ろしさ山根貞男(映画評論家)
【第1弾】

「つぶやいている暇があったら、叫べよ」と 大森監督の声が聞こえてくるようです。

―――― 戌井昭人(鉄割アルバトロスケット・作家)

可笑しいと思って他人を観ていた余裕の自分は、 どこへ行ってしまったのか。 笑えるほど本当は満たされていない自分の暗部を、 剥き出しに曝されてしまったような。 ただただ騒々しいだけだった叫声が、 いつしか身を切るような寂寥感に包まれて。 "ぼっちゃん"と言い放つ監督の目に温度はなく、強さへの憧憬が宿る。 そしてほんの少し・・・濡れている。 人波の荒野に立つ人へ、この映画がちゃんと届きますように。

―――― 大西信満(俳優) 「赤目四十八瀧心中未遂」「キャタピラー」

愛の啖呵。ダジャレではない! 大森監督が愛なき世間に啖呵を切った映画だ。

―――― 末井昭(編集者・エッセイスト)

梶くんは、無差別殺傷事件から逆算されて組み込まれた キャラクターじゃない。 腹の中から、0から生まれた人間だ。 全てが無様なのに、「梶くん、行くなっ!」と心の中で叫んでしまうのは、 僕だけじゃないと思う。

―――― 高橋泉(映画監督・脚本家) 「あたしは世界なんかじゃないから」「ソラニン(脚本)」

説明のつかない興奮と嫉妬。こころから嫉妬するような " 役 " 。 すごい映画ができあがってしまった…。 素直にお薦めの映画です。2013年にはこんな傑作があったと、 人々は語り継いでいくんだと思います

―――― 村上淳(俳優) 「playback」「希望の国」

渇き、閉鎖されてしまった社会。 その枠の中で些細な争いさえ恐れている人々。 まるでゴミみたいに一方的に捨てられたような人々の挫折と怒りが どこから始まったのか、大森監督は果てしなく探求する。 大森監督の映画を観ていると、実は希望よりも挫折感が読み取れる。 しかし大森監督は映画の中に確かに希望を書き下したはずだ。 自分が連れてきた映画の中の人物をここまで探求する監督が 絶望だけを描くはずはないから。

―――― ヤン・イクチュン(俳優・映画監督) 「息もできない」

笑って笑って、ヒリヒリ胸が痛かった。すげー青春映画です。 ガツンときました。

―――― 吉田康弘(映画監督・脚本家) 「キトキト!」「黄金を抱いて翔べ(脚本)」

自分は、平凡で善良な人間だ・・・・と思っている人達に見てほしい。 何かのきっかけで、狂気の導火線に火がついた時、 これほどの凶悪犯罪をおこす種は 誰れでも心の奥底に抱えているのだから。

―――― 大楠道代(俳優) 「ツィゴイネルワイゼン」「大鹿村騒動記」

実在の事件に材をとった作品となると、 わが映画界は、演劇界小劇場の精鋭達に、 作品の数でも質でも遠く及ばず、 常々腑甲斐なく思っていたが、 大森監督の新作を目の当たりにして、 そのコンプレックスが少し薄まった。 大森に感謝です。

―――― 澤井信一郎(映画監督)「Wの悲劇」「時雨の記」

やむにやまれぬ気持ちから作られた映画だ。 見た瞬間、そう思った。 その志だけでも十分素晴らしいのに、 数億光年分の言葉を並べても語れないほど思いが溢れている。 もう本当に見るしかないのだ。

―――― 瀬々敬久(映画監督) 「ヘヴンズ ストーリー」「アントキノイノチ」

こういう映画を俺が創りたかったのにと心地よい嫉妬を感じました。 行き場のない者たちが紡ぐ残酷で愛らしいファンタジー。 より自由になった大森演出と、気概だけで傑作を創れる事を証明した 演者スタッフに脱帽です。

―――― 橋本裕志(脚本家) 「華麗なる一族」「運命の人」

タツさん(大森監督)が作る映画の登場人物たちは常に未完成で、 悲しくなるほど滑稽でやさしく、そして残酷だ。 でも人間ってそういうものだと思う

―――― 山下敦弘(映画監督) 「マイ・バック・ページ」「苦役列車」

秋葉原の事件の犯人の加藤さんがなぜ人を殺したか、私はわからない。 その「わからない」という諦めを武器に、これまで多くの人を殺し 今現在も殺しているのだという、すっかり忘れていた事実を この映画で思い出し、逃げたくなった。 だがその逃げ道すらも用意してくれない、とても厳しい映画だった。

―――― 横浜聡子(映画監督) 「ウルトラミラクルラブストーリー」「りんごのうかの少女」